稲嶺参与 沖縄県功労賞 表彰式

りゅうせき

2017年11月10日 00:00

  稲嶺参与 功労賞受賞おめでとうございます!

平成29年11月3日 文化の日、パシフィックホテル沖縄において、沖縄県功労者賞の表彰式がおこなわれました。


厳粛かつ盛大なセレモニーの中、受賞者10人を代表して稲嶺参与が挨拶に立ちました。


「この度、県功労者という栄誉に浴し、心から感激をしております。同時に深い感慨を覚えております。
私達10人の平均年齢は86歳。1911年(昭和6年)が平均値でございます。この世代は、戦前、戦中、米軍統治下を経て、一つの歴史の中を歩んで参りました。中でも、強烈に印象に残っているのは、戦争でございます。皆、平和の尊さ、大事さを身をもって体験し、平和の尊さを後世に語り継いで行きたいと考えております。
沖縄は戦争で灰じんと化しました。廃墟となりました。そんな中で多くの先人達が各分野において血のにじむような思いで懸命に働いて、今日の繁栄を築いて参りました。その先人達は、暗闇の中に輝く星座の様だったと思います。
私達は、その先人の背中を見ながら、一歩でも近づくような努力をして参りました。その結果が本日の栄誉につながったと思います。その意味で沖縄の復興に尽力された、多くの諸先輩に対し、心から敬意を表すと同時に感謝致します。
本日の栄誉は、私達個人のものではない。多くの方々に助けられたお蔭で頂く事ができましたた。家族はもちろん、友人、職場の同僚など、ほんとに多くの方々に助けられました。その意味では、この栄誉は私達だけのものではありません。助けて頂いた皆さま、ひいては県民、団体のものであります。本日の受賞者は、皆、そのように思っております。この席をお借りして、厚く御礼申し上げます。
今後は、次世代に我々の体験を伝え、沖縄県の発展に全力を尽くしたいと思います。最後に、沖縄県が大きく発展する事を祈念すると共に、私達に大きな助けをくださいましたご臨席各位のご健勝とご発展を祈念致します。」と挨拶をされ、会場中から大きな拍手が沸き起こりました





 なお、稲嶺参与の御父様で、りゅうせき創業者の稲嶺一郎氏も1986年(31年前)に県功労賞を受賞しております。
親子二代での受賞です
稲嶺参与、功労賞受賞誠におめでとうございます

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